アガルート行政書士が人気通信講座の理由と圧巻の合格率を公開!

アガルートの行政書士通信講座は業界内でも人気講座で通っていますがその理由はどこにあるのでしょうか?

その理由を講座をチェックして検証してみましたのでここにまとめてみました。行政書士講座を探している方にとって有益な情報となると思いますので、興味があればどうぞお付き合いください。

アガルートアカデミーとは

アガルートアカデミーとは、オンラインの資格取得予備校です。LECの司法試験カリスマ講師だった工藤北斗氏が独立して開講したのが2015年。以来、着実に実績と受講生を伸ばし、司法試験ジャンルではトップの座を争うまでの成長を遂げています。

行政書士についても人気講座となっており、多くの受講生と合格実績があります。

アガルート行政書士講座5つの特徴

アガルート行政書士講座が人気講座であるという事実、その理由になっていると感じる特徴が5つあります。それは以下の通り。

  • 人気講師による分かりやすい講義
  • 非常に使いやすいオリジナルテキスト
  • 通信講座と思えない厚いサポート体制
  • 業界トップクラスの優秀な合格率
  • 他校ではマネできない?合格特典

人気講師による分かりやすい講義

    アガルート行政書士講座で最初に挙げたい特徴は、講師によるインプット講義がわかりやすいということを挙げたいと思います。現在、アガルート行政書士講座には9名の講師が在籍していますが、初心者から合格までのパック講座を受け持つクラスを持っているのは2名です。

    • 相賀真理子
    • 豊村慶太

    お二方とも前はLECの講師でしたが、アガルートに移籍してきて現在に至っています。

    相賀先生は女性ならではのソフトさとフランクさを併せ持った語り口。押しの強さはないかも知れませんが、万人向けと言えます。

    豊村先生はアガルートでのキャリアも長く名物講師と言っても良いでしょう。この業界でもトップクラスの人気を誇ります。活舌も良くいわゆる「講師らしい」講師と言えるでしょう。メリハリがあり率直なのでそこに分かりやすさが見いだせます。

    アガルートを選ぶ場合はこのいずれかの講師を選ぶことになりますが、お好みで選んでいただければと思います。個人的には率直な方が好きなので豊村講師かな。と言いますか、豊村先生は行政書士講師全体でも最も推したい先生です。

    講義はオンライン動画の他に音声DLにも対応、ダウンロードしておけばオフライン時でも講義は聞けます。

    非常に使いやすいオリジナルテキスト

    アガルート行政書士、というよりアガルートすべてに言えますが、テキストが非常に使いやすいと思います。オンラインでのデジタルテキストにも対応していますが、基本は冊子タイプ。デジタルは用途別の補助と考えておきましょう。

    テキストは範囲内の知識を完全網羅、というよりも、試験特性を踏まえた出るところを収録したもので、それでも出題カバー率97%を実現したテキスト。

    長尺な記述表現を極力なくしシンプルに要点だけを押さえている印象です。カラー刷りなので見やすく頭にも入っていきやすく、余白も多いのでテキストへの書き込みをしても乱雑になりにくいです。

    テキストは合格まで使っていく教材のひとつですから、復習時にどうか?という視点で選ぶべきだと考えます。その意味では、アガルートのオリジナルテキストはこれのみでも合格可能かというものです。

    アガルート行政書士オリジナルテキスト

    通信講座とは思えない厚いサポート体制

    アガルートは通信講座ながらも受講生のサポートに力を入れている予備校です。通信専門予備校は人員等の経費を比較的かかるサポート体制は薄いのが一般的ですが、アガルートは大事なものとして捉えているようです。

    アガルート行政書士講座で実施しているサポート体制は以下です。

    質問制度

    質問制度。回数制限はありません。講師に直接できます。

    方法はFacebookを通じてになります。よって、アカウントを作っておかなければなりませんし、グループ申請も必要です。持っていれば大したことありませんが、持っていないと何かと大変かもしれませんね。

    Facebookのアカウント作成は人によっては何かと大変ですからね。

    受講生限定YouTubeライブ

    豊村講師のYouTubeライブ閲覧・参加権です。YouTubeのメンバーシップ限定ライブでの配信ですから、受講者以外の閲覧はできません。

    YouTubeライブというとなんか勘違いされる方いるかもしれませんが、公開匿名コンサルティングという感じになると思います。素性の分かっている者の匿名の場ですから、マンツーマンに近く、ヘンな煽りもありませんので安心して悩みや相談できると思います。

    実施は月1で1回1時間程度。アーカイブも視聴できます。

    豊村講師によるyoutubelive

    業界トップクラスの優秀な合格率

    アガルートは数少ない合格実績を公表する予備校ですが、行政書士講座の実績です。令和4年度行政書士試験の実績、アガルート行政書士有料講座受講者が本試験での合格者数は296名、アガルート内での合格率は56.17%です。本試験全体での合格率は12.13%ですので、実に4.63倍。

    まだあります。このうち、令和4年が初受験で合格という一発合格者が205名勉強開始1年以内というのが190名(92.68%)です。

    まとめますと、アガルート行政書士講座で勉強すると

    • 半分以上が合格でき、
    • 4割弱が一発合格、
    • 一発合格者のうち9割以上が勉強開始1年以内

    ということになります。

    各講座の合格者数と合格率

    アガルート行政書士講座はニーズに合わせて複数の講座がありますが、講座毎に合格者数と合格率を公表しています。

    講座名 合格者数 合格率
    入門総合カリキュラム 97人 48.99%
    速習カリキュラム 17人 38.64%
    中上級総合カリキュラム 77人 61.60%
    上級総合カリキュラム 44人 88.0%

    初心者を対象にしているのが「入門~」と「速習~」ですが、それでも4割以上の受講生が合格しており、0から合格レベルに持っていく指導が優れているということでしょう。

    各講座がどういった性格のものかはすぐ下「アガルート行政書士講座のカリキュラムとは」にありますので参考にしてください。

    他校ではマネできない?合格特典

    アガルート行政書士講座では、自校有料講座で合格した受講生に対し、2種類の合格特典を用意しています。この2種類はandではなくor、つまり、どちらか一つです。対象講座はここで紹介している4種類の講座すべて(講義のみは対象外)です。それは、

    • Amazonギフト5万円分
    • 講座料金全額返金

    ただし条件があります。いずれも、①合否通知書データの提出②合格体験記の提出、全額返還はさらに③合格者インタビューの出演が条件です。体験記やインタビューはHP内はもちろんYouTubeにも上がっているようですがそれが条件です。

    これに乗れるかどうかは個人差ありますが、出演上等!という方は合格すれば受講料がタダになりますので、「ニンジン作戦」として合格に向けて大きなモチベーションになっている受験生もいることは間違いありません。絶対NGという人以外は検討の余地は大ありですね。ちなみに、私は出演上等派です。

    合格お祝い金を出している予備校は案外多いのですが、アマギフとはいえここまで高額は珍しいですし、全額返金は他に合ったか、記憶にありません。参考までに合格者インタビューのYouTube動画を貼っておきますのでご参考に。

    アガルート行政書士講座のカリキュラムとは

    アガルート行政書士講座は、通信専門最大規模を誇り、ニーズに合わせて講座を選ぶことができ、その人にとって最短のルートで合格できるようになっています。

    アガルート行政書士講座の種類

    初心者には初心者から合格までのフルパックを、上級者には上級者用の内容講座をという風に、その人の状況に応じて最適な講座が選べるようになっています。詳しくは公式HPで各々ご確認いただいてほしいですが、メインとなる4つの講座を挙げておきます。

    初心者から行政書士合格したい 入門総合カリキュラム(ライト・フル)
    初心者だが効率よく短期間で勉強したい 速習カリキュラム
    学習経験者が一気に合格レベルまで押し上げたい 中上級総合カリキュラム
    行政書士合格レベルまでもう少し余裕で合格したい 上級総合カリキュラム

    基本が「入門総合カリキュラム」、あとはより効率的な講座やなんらかの学習経験者向け講座になります。当然、「入門~」がもっとも受講生が多いようですが、自分のレベルやライフスタイルに合わせればいいでしょう。

    講師は「入門~」が相賀講師と豊村講師から選択、残りの3つは豊村先生がメイン講師となります。

    「入門総合カリキュラム」はどんな内容の講座?

    アガルート行政書士講座の基幹講座である「入門総合カリキュラム」のはどういった内容になっているんでしょうか。

    「入門総合カリキュラム」は3種類あります。

    • 入門総合講義:行政書士合格に必要な知識のインプット講義のみ。総時間164~188時間
    • 入門総合フルカリキュラム:インプットから演習、模試までのフルパック。カリキュラム総時間340時間
    • 入門総合ライトカリキュラム:フルから一部講座を省いた内容。カリキュラム総時間266時間

    それぞれの内容は以下となっています。

    アガルート行政書士入門総合カリキュラム

    スケジュール。

    スケジュール

    アガルートの短答・記述強化対策とは

    アガルート行政書士講座では、過去問を使って短答・記述共に強化対策をしているようです。その講座が「短答過去問解説講座」「記述過去問解説講座」。いずれも過去10年間の過去問解説講座です。

    短答なり記述式なり、問題があってそれを解説していきます。過去問集があって解答ノウハウも解説するものが講義になっているというイメージですね。

    対策が必要なのはどちらかというと記述式の方ですが、「記述過去問解説講座」は過去問を使って記述式対策・ノウハウを学んでいく講座です。

    過去10年間の全科目全問ですから、短答540問、記述30問です。

    未知の問題への対応

    「入門総合カリキュラム」には、過去に行政書士試験には出題されてはいないけど今後出題されると予想される未知の問題の対策も用意されています。

    「択一式対策完成への問題」という講座ですが、これは、予備試験や公務員試験の過去問で、行政書士試験には未出題だけど今後出題が予想される問題を抜粋して解説するという非常にユニークなもの。

    科目は民法(80問)、行政法(80問)、憲法・商法・一般知識(計80問)ですが、「入門総合カリキュラム」に付属しているのは民法だけです。他科目設けたいなら別途購入する必要があります。

    「入門総合カリキュラム」はライトとフルどっち?

    悩むのは「ライト」か「フル」か、どちらが良いのでしょうか。個人的には「入門総合ライトカリキュラム」でもいいかなと思っています。理由は、講座料金が「ライト」の方が少し安くなるからです。

    「ライト」で省かれる「文章理解対策講座」「逐条ローラーインプット講座」は、いずれも受講生から評判のいい講座ですが、無いとダメというわけではありません。

    特に「逐条~」の評判は良いです。受講すればより合格に近づくでしょうが、ないとマイナスというわけではないです。±0が+αになるという話です。是非+αを!という方や文章理解に苦手意識ある方は「入門総合フルカリキュラム」受講を検討すべきでしょう。

    2つの講座のデモ講義動画があるので、視聴したのち「フル」or「ライト」を決めても良いと思います。管理人は上記事情ない限り「ライト」おすすめのスタンスです。2つとも単科受講は可能ですし。

    逐条ローラーインプット講義のツイッター評判

    アガルート行政書士講座の料金

    アガルート行政書士の講座料金ですが、通信専門予備校の中では高額の部類です。内容の充実度は目を見張るものがありますが、価格だけ見れは通信講座他校より高いのは否定のしようがありません。その料金、表で見てみましょう。価格はすべて税込です。

    講座名(担当講師) 講座料金(円) オプション費用(円)
    入門総合カリキュラム

    (豊村or相賀)

    • 講義のみ:184,800
    • フル:261,800
    • ライト:228,800
    • 豊村ゼミ:33,000円~55,000
    • 相賀コーチングサロン:110,000
    速習カリキュラム

    (豊村)

    • 162,800
    • 豊村ゼミ通信:33,000
    中上級総合カリキュラム

    (豊村)

    • 講義のみ:272,800
    • フル:360,800
    • ライト:316,800
    • 豊村ゼミ:33,000円~55,000
    上級総合カリキュラム

    (豊村)

    • フル:261,800
    • ライト:217,800

    1つトレードオフがあるとすれば、高合格率と合格特典ですかね。他校の合格実績について、公表非公表問わず、ここまで高いところはないと思いますし、その合格しやすい講座を受講して合格できれば、条件付きではありますが最低でも5万円はキャッシュバックできます。

    内容と価格のバランスを見て、各々選んでいただければいいのかなと思います。

    アガルート行政書士講座合格者の声

    アガルートに多くの合格者を輩出していますが、その合格者たちの声を集めてみました。実際の記はもっともっと長いのですが、紙面等の都合でだいぶ端折っていることをご了承ください。また、端折った都合上、文章の前後や表現が変わらない程度に改編していることもご了承願います。

    正確は合格体験記は公式HP上にありますのでご確認ください。合格者の声は勉強方法等で間違いなく参考になりますので、合格目指している方は絶対に目を通しておくべきです。

    S.Tさん 2021年合格 「入門総合カリキュラム」
    合格者
    アガルートに決めた理由が豊村先生の話し方とテキストが見やすかった点です。実際学習してみてテキストは使いやすかったです。アガルートから届いた過去問はすべて5回解きました。その結果知識の定着に繋がったと思います。記述の対策をしました。豊村先生が○記マークを付けたポイントをノートに書き出しました。講座ではヤマ張りがされているので、その点だけ完璧に覚えて臨もうと思っていました。
    Y.Sさん 2021年合格 「入門総合カリキュラム」
    合格者3
    アガルートの豊村先生の講義がなかなかの評判をツイッターで知って決めました。仕事をしながらなので平日は2~3時間しか講義を聞くことができませんでしたが土日に時間とって回していきました。政法、憲法、商法は初めて学ぶ科目であるからかもしれませんが、独学ではお手上げ状態で、アガルートの入門総合講義を申し込んで本当によかったと思います。講義はとても分かりやすく、難しい記述対策もスムーズでした。
    N.Yさん 2020年合格 「中上級総合カリキュラム」
     

    YouTubeで豊村講師のキャラクターや話し方など人柄の良さに惹かれ受講を決めました。試験当日の朝や試験開始直前に行政法に関する条文を確認をする際、逐条ローラーインプット講義に使ったテキスト(六法)が大活躍しました。おそらく、アガルートでなければ途中で挫折してしまい試験本番を迎えられていなかったと思います。
    H.Mさん 2021年合格 「入門総合カリキュラム」
    大学生合格者
    受講前に豊村先生が講義の内容や学習をするにあたっての助言や、自分がどの講義を取るべきか適切に教えてくださったのがアガルートに決めた理由です。問題集も最初はこんなに分厚いんですか?と顔が青ざめましたが、本試験では9問中7問も取れました。行政法は、豊村先生が地方自治法の細かい部分まで触れてくれました。自分は地方自治法に苦手意識がありましたので、覚えることができたので良かったです。

    まとめ

    以上、アガルート行政書士講座について解説させていただきました。アガルート行政書士講座は、受講料が相場より高いにもかかわらず、なぜ人気講座であるかの理由がお分かりいただけたかと思います。

    それは5つの特徴(講師、テキスト、サポート体制、合格実績、合格特典)が大きな要因になっているんだなと私も納得しました。